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モルディブ:各種情報

モルディブ基本情報

正式名称: モルディブ共和国
首都: マーレ
ビザ(査証) 30日以内の観光の場合はマーレ空港到着時に無料で発行される。
パスポート 残存有効期限は帰国まであればOKだが、経由地との関係もあるので6ヶ月以上余裕があった方が良い。
人口民族: 約1200島の内人が住んでいるのは約200島。人口は約27万人。イスラム教(スンニ派)の国
位置地勢: インドの南西約600kmの洋上に南北約820km、東西約120kmにわたって広がる環礁からなる島国。
時差: 日本より4時間遅い。日本の正午はモルディブの午前8時。
言語: ディベヒ語。リゾートや空港では英語が普通に使えます。
通貨: モルディブ・ルフィア、1ルフィアは約8円。但し大半のリゾートはUSドル表示され、USドルが普通に使えます。
電圧: 220~240ボルト、50ヘルツ。プラグは平ピン・三叉(BFタイプ)が主流で2本ピンの(Cタイプ)も使われています。
気候: 北東モンスーンの乾期(11月~4月)と南西モンスーンの雨期(5月~10月)に分けられる。雨期と乾期の境目は風が強く天候が不安定になる事が多いが雨期の時期でも昨今の天候不順なのか、スコールが多くなる程度で晴れ間も多く見られます。

[モルディブ]の歴史・言葉

最近の研究によればモルディブは、紀元前1500年ごろに人類の居住の存在が確認されたとしています。そのころスリランカに居住していたアーリア民族がモルディブに渡ったようです。その後南インドからも移民がやって来てモルディブの人口は拡大していきました。
モルディブは、947年にアラブ人旅行者が訪れたのをきっかけとして船の寄港地として栄えました。アラブやペルシャの商人はモルディブを発見したあと、たびたび渡航してくるようになりました。そして豊富な真珠、スパイス、ココナッツ、干物、タカラ貝(これは16世紀までアフリカから中国までいたるところで貨幣として使われた貝がらです。)などが採れるモルディブに魅了されて行きました。商人たちは、モルディブの社会と文化に深く影響をもたらしました。特に、宗教の面においては大きな影響を与え、1153年にはモルディブは、仏教からイスラム教に改宗しました。
イスラム教への改宗後、モルディブを統治する者は、”スルタン”と呼ばれてきました。初代コイマラ王はスルタン・モハメド=ビン=アブドラと改名しました。そして彼はマーレ王朝を興し、235年の間に26人のスルタンを輩出し、長期に渡りモルディブを統治しました。続く、ヒラーリ王朝では29人のスルタンの輩出により、170年間統治を行いましたが、この時代に欧米諸国からの開国を要請されることとなり、「インド洋の真珠」呼ばれたモルディブは世界との交易を活発化させていくことになります。
しかし、モルディブに開国を要求した国は必ずしも友好的ではありませんでした。16世紀中ごろにはポルトガルがモルディブを侵略してヒラーリー王朝最後スルタン=アリ5世を倒します。そして15年の間モルディブはポルトガルの統治下に置かれました。しかし、モルディブの伝説の英雄であるモハメド=タクラファーンがポルトガルを討伐し、新しい王朝、ウティーム王朝を築くことになります。ウティーム王朝はスルタン12人を輩出し、127年間続きました。しかしその後、また別の脅威がやってきます。今度は南インド沿岸、カナノールの王が、マーレを攻撃しようと軍隊をモルディブに派遣します。このときはモルディブ軍が勝利しましたが、結局ウティール王朝は倒れ、ガージー=ハッサン=イザディン指導の下、フラーゲ王朝が新しい時代を築きました。
南インドからの攻撃の後、モルディブはスリランカとの外交を樹立させます。この関係はオランダ、イギリスの植民地化以降も続きました。1887年にイギリスの保護国となり、1965年までの約80年間続きますが、同年スルタンを元首とする君主国として独立を果たします。しかし、1968年の国民投票により共和制となり、現在に至ります。

[モルディブ]の現地情報

チップについて モルディブではチップの習慣があります。リゾートのポーターやベッドメイキング、レストランのボーイ等は1回:1ドル程度、また、リゾートでのダイビングスタッフには1日:1ドル目安で最終日にまとめてチップ箱に入れて下さい。
飲料水 蛇口から出る水は雨水を貯めたものか、海水を脱塩処理で水にしたものなので必ずミネラルウォーターを購入しよう。
お酒 イスラム教の国なのでアルコールはリゾート内だけで許されています。
両替 モルディブの多くのリゾートでは日本円から直接、USドルに両替が出来る。
ダイビングの最大深度 モルディブでは安全規約があり全てのダイビングサービスがそれを尊守しています。オープンウォーターレベルでは最大20mまで、アドバンス以上でも30mとなっています。また、ダイブコンピューターは必携となっています。
ダイビングの申し込み 基本的には現地到着後の申し込みとなる。申し込み方法はダイブセンター前に用意されたボードや申し込み用紙に自分の名前と部屋番号書くだけでOK。但し、リゾート到着後、最初の1本目はチェック・ダイブとなります。

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